大阪の中学生連れ去り監禁殺害事件から見る犯罪防止方法
昨日犯人が逮捕されましたが、男子生徒も遺体で発見され、あまりにもつらい事件となってしまいました。
親御さんの心情を考えると心が痛いです。
容疑者の段階ではありますがニュースを読む限り、犯人とみて間違いないでしょう。
今回の犯行の手口は本当に危険で、今現在も日本中で小学生~高校生、もしかすると女子大学生や社会人の女性が被害にあっている可能性があります。
これは学校でも、家庭でも対策をしておかなければいけないものです。以下がニュース内容
大阪府警によると、寝屋川市の中学1年、平田奈津美(なつみ)さん(13)の遺体を同府高槻市内の駐車場に遺棄した疑いで21日、逮捕された山田浩二容疑者(45)は、府警の調べに対し容疑を否認している。
府警は同日夜、大阪府寝屋川市香里新町の山田容疑者の関係先を家宅捜索した。府警によると、山田容疑者は大阪市城東区内で身柄を確保された。逮捕容疑について、
「確かに女の子を車に乗せて高槻市内の駐車場まで行った。しかし、このとき助手席には同乗者がおり、同乗者が女の子を殴るなどし、知らないうちに死んでいた」などと供述。同乗者については「名前や年齢は言いたくない」としているという。捜査関係者によると、高槻市内の平田さんの遺体遺棄現場で確認された不審な車の捜査などから、山田容疑者の関与が浮上。捜査本部は今後、平田さん死亡の経緯の解明とともに、遺体で見つかった星野凌斗さんについても山田容疑者が事情を知っているとみて調べる。
逮捕容疑は8月中旬、高槻市番田の物流会社駐車場内で、平田さんの遺体の顔などを緊縛するなどした上、遺棄したとしている。
http://www.sankei.com/west/news/150821/wst1508210102-n1.html
毎日新聞 8月22日(土)0時52分配信
大阪府高槻市の物流会社の駐車場で13日深夜、平田奈津美さん(13)=同府寝屋川市立中木田(なかきだ)中1年=の遺体が見つかった事件で、大阪府警は21日、寝屋川市香里新町、職業不詳、山田浩二容疑者(45)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
山田容疑者は2002年4月にも、男子中高生を狙った監禁事件で大阪府警に逮捕された。府警によると、同府寝屋川市の路上で、男子中学生に「寝屋川市駅はどこか」などと声をかけ、車中で手錠をかけて監禁した容疑などで逮捕された。他にも、複数の男子高校生らを粘着テープで縛って監禁した疑いなどでも再逮捕された。いずれも道案内を依頼して少年を車で連れ回す手口だった。ライターで顔に火をつけられ、けがをした生徒もいた。
一方、同市香里新町の山田容疑者の自宅マンションの一室では、21日午後10時ごろから府警が家宅捜索を始めた。マンションは京阪香里園駅近くの住宅街。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000003-mai-soci
※なぜか記事が削除されています。過去に逮捕されていたことが誤報なのか、過去の逮捕歴を書くなと言う人権系の圧力なのか分かりません。
赤文字にした犯行手口があまりにも危険であり、子供達にはもっと危険を周知する必要があります。
これは学校も家庭も社会としてももっと周知するべきものです。
当然ながら車には乗ってはいけない
声をかけられ車に乗る=犯罪の被害確定
です。
犯人からすると、「車に乗せることが目的であり、道を尋ねるというのはそのための手段でしかありません。
車にさえ乗せてしまえば、その後、豹変して、殴るなり、手錠をかけるなり、ナイフなどで脅すなりやるわけで、今この瞬間も日本のどこかでそれがおこなわれています。
車に乗ったら無事にすむ確率の方が低いわけです。
犯人の心理からすると、「どうやって車に乗せようか?」とあらゆる嘘をつきます。目的は車に乗せることです。
だから、子供達の身を守るためにも、
「車にのってはだめ」
ということを知るだけではなく、犯行手口をもっと周知させた方が犯罪防止につながるでしょう。
犯罪を犯そうとする人が車に乗せるためにつく嘘
●●駅はどこですか?
犯罪者は当然ながら、駅の場所を知っています。「●●駅はどこですか?」→「あっちの方です」→「ありがとう。この辺はよく分からないので、車でいきたいから道案内をお願いできますか?」→「いいですよ」→「どうぞ(ドアをあける)」
●●(建物やお店の名前)はどこですか?
先ほどと同じ
●●君だよね?お父さんor両親が事故にあった。一緒に来て欲しい
これも実際にあった事例です。相手の名前を知っているときです。名札をつけていればその場で分かりますので、登下校時に名札や名前が分かるものなどはつけない方がいい。
ひどい事例だと、警察官がこの手口で女児を誘拐しようとしていた(地域の巡回に回って狙いを付けていた)。つまり、警察官から言われても信用してはいけない。
車には絶対に乗らず、距離をおいて学校の先生や親、親戚にまずは電話をしてみるか、「誰か~~と大声を出す」か「防犯ブザーをならす」こと。
嘘をついていなければその人は逃げない。というか、「事故にあった」というのは子供を騙す嘘である場合がほとんどだろうから、まず嘘と思って良い。
こんにちは。今、何年生?
嘘もなく、強引に力ずくで連れ込もうとする
実はこれが一番怖い。男子であっても小学生なら危険だし、女性だと、大人になっても危険。対策としては、
1.怪しい車とは距離をとる
2.中に人がいる路上駐車している車には近づかない
3.車から話しかけられても無視。(右側通行で歩いていれば、車に乗ったままは声をかけずらい)
4.自転車に乗っていても狙われることがあるので、自転車から絶対に手を離さない(自転車ごと乗せるのは不可能)
5.乗せられそうになったらとにかく全力で暴れる。叫ぶ
などがある。
今回の事件のように、二人以上でいるところを狙った場合、「大丈夫だろう」と安心感がでてしまうのかもしれないが、どんな場合でも車に乗り込んではいけない。
今の時代は、Googleマップもあるし、カーナビもあるから車の人が道が分からないということはまずないと思っていて良い(実際は近くまできたけど分からないというのは確かにあるが、車に乗せることは無い)
また車に無理やり連れ込まれないように、歩くときは右側通行を心がけ、人気のない道を一人(二人でも)で歩かない、女性が一人で人気のないところを歩くときは防犯ブザーや催涙スプレー(銃刀法との関係もあるが)を手で持っておくなど、普段から気をつけておかないといけない。
日本は世界の中でも安全な国の方だが、移民が増えたりすると他の国と同じく犯罪が飛躍的に増えてくる。
日本における外国人犯罪は、来日外国人の増加に伴い増加している。2007年(平成19年)時点の外国人犯罪の検挙数は中国人、韓国人・朝鮮人、ブラジル人の順で多い。凶悪犯犯罪に関しては韓国人・北朝鮮人がトップとなっている。
wikipedia(外国人犯罪)より
当然ながら日本人であっても犯罪をおかす人はいる。
24時以降など夜中に一人で歩いていても犯罪にあいづらい国というのは世界的に珍しい国ではあるが、あいづらいだけであり、犯罪を犯す人が一定数いることは忘れてはならない